割印とは?どんな目的がある?

割印とは元々が1枚の文書だった場合や、同じ文書を2枚作った場合に押す印鑑のことです。例えば、前者においては原本と副本や、原本とその写しなどの2枚がもともと1セットであったことを証明するために押されます。同じように領収書とその控えにもまたがって押すことがあります。後者は契約書などで同じものを2枚作ったことを証明するために押されます。これは3枚目の契約書が存在しないということを証明する印でもあります。いずれの場合でも割印は複数の文書に同一の関連性を証明するために押されるものなので、それぞれの文書にまたがって押される必要があります。押す位置に決まりはありませんが、一般的に文書の上部に少しずらして押されることが多い傾向です。ただし複数ページにおよぶ契約書の場合には、その1枚目にだけ割印が押されていれば問題ありません。また割印に使用するはんこについては、文書に使用した署名印などと同じである必要はないとされています。

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