印鑑に使われる書体・印相体について

印相(いんそう)体は書体の一種です。これは篆書(てんしょ)体をアレンジすることにより生まれました。印相体のもとであるこの篆書ですが、起源は大変古く、紀元前までさかのぼることになります。長い歴史の中で少しずつ変化しながらも存在し続け、いまもって書道やはんこなどの分野で使われているのです。この篆書に手を加え、独特のスタイルにしたものが印相体で、この書体にはいくつかの特徴があります。
印相体で彫られた印鑑では、文字が枠に接している部分が多いのです。また、文字が比較的太いことも特徴となっています。そのため枠も文字も欠けにくいことが長所のひとつです。そして印相体の印影は空白になっている部分が少ないので、彫られている文字の解読が難しいという傾向がみられます。認印などに使うはんこの場合は、文字がひと目で理解できるほうが望ましいこともあります。一方、実印や銀行印の場合は、複製されにくいことが重要です。印相体は複雑で可読性が低いので、かんたんには偽造されない書体になります。

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