角印とは、法人や個人事業主が使用するはんこです。個人名ではなく会社名や屋号が彫られています。主に会社内での請求書、領収書、見積書などに捺印するために使用される傾向です。法人用のはんことして丸印がありますが法人の場合、実印として登録する会社が多い傾向にあります。それに対し角印は事業者にとって認め印的な役割をする印鑑といえます。法人や個人事業主が請求書、領収書、見積書など会社が発行する書類に捺印することによって、その会社が書類を発行したことを明確にする効果があるのです。事業を始める場合は一般的に両方をセットで作成することが日本においては通例になっています。会社の場合は誰でも持てるわけでなく、ある程度の役職に就いた方が持つことが多い傾向です。会社が取引先などの契約書に捺印をする場合などには主に丸印を使用します。しかしこの角印の場合は請求書への捺印など会社内での出番が多くなるでしょう。取引において契約書に両方のはんこを捺印することによって、その契約を強固なものにするという効果もあります。