象牙と肩を並べる高級印材・河馬牙とは

河馬(かば)牙とは動物のかばの歯牙のことです。河馬の犬歯や切歯は彫刻などの加工を施しやすい性質を持っているため、古くから装飾品や工芸品の原材料として珍重され続けてきました。その一方で十分な硬度も持ち合わせているため、18世紀のアメリカでは、河馬の牙を人間用の義歯を作るための材料として用いていたこともあるのです。このように、加工性と硬度を合わせ持っている河馬牙は、はんこを作るための印材としても、たいへん理想的な特徴を兼ね備えているため注目を集めるようになりました。
河馬牙が持つ風格は象牙と肩を並べるほどで、そのきめ細やかな質感と光沢の美しさは優劣をつけがたいものです。実印や銀行印など、重要な場面で使用する印鑑の素材として、河馬牙は多くの人に選ばれています。
河馬はワシントン条約付属書のリストに掲載されている動物です。ですから、河馬牙の取引にも輸出国の政府が発行した許可証が必要となるため、その希少価値はますます高まることが見込まれています。

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